【体験談】墨汁で若白髪を染めた結果とは?

「墨汁って服に付くとなかなか落ちないけど、もしかして髪も黒く染められるんじゃないか?」
「市販の白髪染めよりも、もっと濃い黒色にできるかも…?」

そう考えて、高校生だった私は実際に墨汁で髪を染めることにしました。

この記事では、墨汁を使った髪染めの実際の結果をお伝えします。若白髪に悩む方が簡単に染められる方法を知りたいと思うかもしれませんが、結論としては墨汁での白髪染めは絶対におすすめしません

目次

体験談:墨汁での髪染めを試みる

高校時代、私は若白髪に悩んでいましたが、若いうちから白髪染めを使うのが少し恥ずかしく感じていました。また、ヘアカラーは髪にダメージを与えるという自己認識があったため、私は使うことに消極的でした。

そこで思いついたのが、墨汁で髪を染めること。墨汁は服や紙に一度付くと落ちにくいので、髪にも使えるんじゃないかと考えました。具体的な方法としては、洗面器に墨汁を入れ、そこに頭を浸して15分ほど放置するというものでした。

体験談:墨汁での髪染めを行った結果

放置している間、髪が黒く染まっているように見えましたが、シャンプーをするとすぐに墨汁が落ちてしまい、期待していた効果は全く得られませんでした。しかし、髪とは対照的に、頭皮やおでこに付着した墨汁はなかなか落ちず、赤みやかゆみが発生しました。

髪の毛に関してはほぼ無効だった一方で、頭皮やおでこは何度もシャンプーを繰り返すことになり、そのたびに頭皮のダメージが強まっていきました。結局、完全に墨汁を落とすまでに3日ほどかかり、その間に頭皮の乾燥や炎症がさらに悪化しました。つまり、墨汁での白髪染めは完全な失敗に終わりました。

体験談:墨汁での白髪染めによるダメージと新たな問題

頭皮の赤みやかゆみは数日で治まりましたが、その後、頭皮が乾燥し、かゆみが続きました。この症状が収まるまで約1ヶ月かかりました。振り返ると、結局墨汁で髪は染まらないし、頭皮トラブルは起きるしで散々な思いをしました。

ただ、この墨汁での白髪染めで新たな発見がありました。それは、墨汁で髪を染めようと試みた翌日。頭皮に墨汁が残っていたことで、遠目から見ると髪が増えたように見えたのです。

友人から「髪の毛が増えた?」と言われたこともありましたが、近くで見ると異変に気づかれ、「大丈夫?」「そこまで思い詰めなくても…。」と気遣われる場面もありました。

この体験を通じて、私は髪の薄さに対する意識がさらに強まることになりました。

墨汁での白髪染めを考えているあなたへ

墨汁で髪を染めるのは間違いなく失敗します。絶対にやめましょう。墨汁の成分では髪の毛は根本的に染まることはありません。墨汁は髪の毛のキューティクル層に浸透せず、染色効果を持たないことが研究で確認されています。

若白髪が気になる場合は、素直に市販のヘアカラーを使用することをおすすめします。ヘアカラーも多少のダメージはありますが、ブリーチと比べれば軽度です。最近では、シャンプーしながら白髪ケアができる商品も多く登場しています。

普段から若白髪に悩む場合、栄養不足が原因の一つかもしれません。気になる人は以下の記事から、髪の毛に必要な栄養を確認し、改善できる点があるかチェックしてみましょう。

>>髪の毛に必要な栄養について知りたい方はこちら

若白髪が多い人は薄毛やAGAのリスクが高まる傾向があります【Early Graying and Its Association with Androgenetic Alopecia :Journal of Dermatology, 2019】

薄毛や白髪が気になる方は、早めにセルフチェックをして、対策を取ることが大切です。

>>AGAについて知りたい方はこちら

まとめ:【体験談】墨汁で若白髪を染めた結果とは?

墨汁で若白髪を染めようとした結果、髪にはほとんど効果がなく、逆に頭皮にダメージを与えてしまうことが分かりました。頭皮の乾燥やかゆみといった症状に苦しんだだけでなく、見た目の印象がかえって悪くなる結果になりました。

白髪染めは、市販のヘアカラーを使用する方が安全で確実です。髪の健康や見た目を考えるなら、適切な方法でケアすることをおすすめします。もし白髪や薄毛が気になる場合は、栄養面やAGA治療を含めた早めの対策を取ることが重要です。

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