髪の毛が油っぽい!なぜ?5つの原因と対策を徹底解説【応急処置有】

  • 髪の毛が油っぽいんだけどもしかしたら将来はげるんじゃないの?
  • 髪の毛がベタついてきたらどうしたらよいの?
  • 汗をかいて髪の毛がベタついてきた?これからデートだからなんとかしたい

髪の毛が油っぽくベタついてくると不衛生に見えてしまったりしますが、なんとなくベタついたままでそのまま見過ごしていたり、適切でないケアを行っていたりするケースが多くみられます。

私は育毛の研究を12年間続けてきました。私自身も元から髪の毛が油っぽくて困る事が多くありました。ただ、普段からのケアや生活習慣を見直す事で以前と比べて悩む事は少なくなりました。

この記事を読めば髪の毛がなぜ油っぽくなるのか?油っぽくならないためにどうしたら良いのか全て分かります。

結論から言いますと、頭皮は皮脂腺が集中しているため、個人差はありますが、男性は一般的に脂(油)が溜まりやすい傾向があります。髪の毛がベタつかないようにするには食生活やシャンプーを見直すことで改善することができます。外出時に汗をかいて気になってきたら、油取り紙やドライシャンプーを活用するのがおすすめです。

目次

髪の毛がベタベタする、油っぽい原因

髪の毛がベタベタすると、頭皮の皮脂が過剰に分泌されている状態です。皮脂が増えると、髪のベタつきだけでなく、頭がかゆくなる、臭くなる、フケが出るなどの症状も現れます。

ただし、個人差はありますが、男性は男性ホルモンの影響で皮脂の分泌が多くなる傾向があります。皮脂が増えると、毛穴に詰まりやすくなり、薄毛の原因となる可能性もあります。

他にも頭皮の皮脂が多くなる原因を以下に挙げていきます。

皮脂の汚れを十分に落とせていない

洗浄力が弱いシャンプーを用いて皮脂が洗浄できていなかったり、シャンプーのやり方が不十分だったり、しっかりと皮脂を洗い流せていなかったりすると皮脂汚れが残ってしまう事があります。

逆に自分に合わない洗浄力が高すぎるシャンプーを用いていたり、過剰に髪を洗っていると皮脂が過剰に分泌される原因となる為、注意が必要です。

油っぽい食べものばかり食べている

油っぽい食べ物とは、脂質が高いものを指します。例えば、ポテトチップスや他のお菓子、脂身の多い肉、ファーストフードなどが該当します。

成人の場合、1日の脂質摂取量は40〜60g程度が目安とされています。摂り過ぎると皮脂の過剰分泌の原因となるため、注意が必要です。

よく眠れていない

そもそも、睡眠時間が不足していたり、眠っている間でも眠気が続くなど、睡眠の質が低い状態が続くと、成長ホルモンの分泌が減少します。

その結果、髪の成長や頭皮の新陳代謝が低下し、乾燥してしまいます。頭皮が乾燥すると、体が皮脂の分泌を増やしてしまう傾向があります。

ストレスを感じている

ストレスを感じると、皮脂の分泌に関与する男性ホルモンの分泌が増加します。その結果、髪がベタつきやすくなります。

皮膚病の可能性

脂漏性皮膚炎という皮膚病の可能性も考えられます。頭皮などの皮膚には、常にマラセチアと呼ばれる菌が存在しています。

マラセチア菌は皮脂を好み、免疫力の低下などにより皮脂の分泌が過剰になると活動が活発化します。この結果、未熟な細胞片が剥がれて外部からの刺激に弱くなります。

また、これが他の頭皮のトラブルにもつながりやすいため、自己判断をせずに病院やクリニックなど専門の医師に診てもらうことをお勧めします。

髪の毛のベタつきを改善するには?

正しいシャンプーを行う

まず、最初にお湯で髪を洗います。その後、泡立てたシャンプーを手に取り、髪全体に丁寧に揉み込みながら、頭皮を指の腹でマッサージするように洗いましょう。そして、洗い流す際も同様に、髪と頭皮を揉みながら、汚れを落としていきます。

この中で重要なのは、最初のお湯洗いと洗い流しです。初めのお湯洗いでかなりの汚れが落ちますので、余分なシャンプーの使用が不要になります。そして、最後の洗い流しでも、髪と頭皮を丁寧に揉みながら洗うことで、汚れをしっかりと落とすことができます。

案外、シャンプー自体は十分に洗い流しているつもりでも、お湯での洗い流しを適当に行ってしまうケースが多いです。これにより、頭皮にシャンプーや皮脂が残る原因となりますので、洗い流しも非常に重要です。

シャンプーは皮脂の汚れを落としつつ、頭皮や髪の毛の潤いを保つようなものを選びましょう。洗浄力が弱すぎず、強すぎないシャンプーを選択しましよう。

こちらのシャンプーは、皮脂の洗浄だけでなく、後述する脂漏性皮膚炎にも効果的です。髪のベタつきが気になる方に特におすすめの商品です。

食生活(脂質摂取量)の見直し

1日の食事で摂取する脂質の量は、総エネルギーに対して20%以上30%未満が適量とされています。
(引用:「三大栄養素の脂質の働きと1日の摂取量」健康長寿ネット
ポテトチップスなどのお菓子や脂身の多い肉、ファーストフードを多く摂取している場合は、意識的に控えることをおすすめします。

睡眠不足、ストレスの解消

睡眠不足とストレスは密接な関係があります。睡眠不足がストレスを引き起こし、逆にストレスが睡眠を妨げるという相互作用があります。重要なのは、それぞれの原因を特定し、解消していくことです。

睡眠不足や睡眠の質が低下している人は、寝る前にスマホを頻繁にチェックしたり、ゲームをしたりすることがあります。これにより画面の光が脳を刺激し、脳が昼間であると錯覚してしまうことがあります。

可能であれば、寝る2時間前にはスマホを見ないようにしたり、ゲームを控えたりすることが良いでしょう。また、部屋の照明を間接照明に変えて暗くすることも効果的です。画面を長時間見る必要がある場合は、ブルーライトをカットするメガネやフィルターを使用すると良いでしょう。

さらに、運動をして身体を疲れさせたり、アロマや入浴、音楽を聴いてリラックスするなども有効です。

(引用:「知っているようで知らない睡眠のこと」厚生労働省

皮膚病の有無の確認、治療

脂漏性皮膚炎が発症すると、皮脂の過剰分泌だけでなく、発赤やフケが増えるなどの症状が現れます。フケは、黄色味を帯びた脂っぽく湿ったフケや、乾燥したウロコ状のフケが生じます。

症状が慢性化しやすく、自然治癒が難しい場合がありますので、疑わしい場合は皮膚科を受診することをお勧めします。

髪の毛がベタついてきた時の応急処置

外出先で汗をかいたりして急に髪の毛のベタつきが気になった場合は、タオルで汗を拭いた後、油取り紙やドライシャンプー、シャンプーシートを利用すると良いでしょう。

これらを使用する際には、髪を強く擦ったりせず、優しく拭き取るように心がけましょう。これらの商品はドラッグストアや通販で入手でき、1000円以下で購入可能です。予防のために購入し、常に持ち歩くこともおすすめです。

まとめ

  • 男性は男性ホルモンの影響で特に髪の毛が油っぽくなりやすい。
  • シャンプーの方法や生活習慣を見直すことで髪の毛のベタつきを抑えることが可能。
  • 脂漏性皮膚炎の可能性もあるため、疑わしい場合は皮膚科を受診することを検討すると良い。
  • 外出先で髪の毛がベタついてきた時は油取り紙やドライシャンプーを活用すると良い。

髪の毛のベタつきは不衛生な見た目や匂いにも繋がってきます。

また、男性ホルモンとの関係もあり、薄毛(AGA)の方は皮脂の分泌が増えて髪の毛がベタつきやすい原因となります。その皮脂が毛穴を詰まらせると更なる薄毛を招く原因となるので、しっかりと対処していくことが重要です。

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